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日本卓球協会における新型コロナウイルス感染症対策(日本卓球協会)1

1.卓球練習再開時の感染防止策について

(1)卓球練習再開時の留意事項
a.練習施設の使用再開は、都道府県知事の感染防止方針に準拠する。
b.練習参加者数は、都道府県知事の方針のもと上限人数を定める。
c.練習参加者の氏名、連絡先を把握すること。
d.過去2週間以内で以下の事項に該当する者には練習参加の見合わせを求めること。
・平熱を超える発熱(おおむね37度5分以上)がある場合
・風邪の症状(咳、のどの痛みなど)がある場合
・倦怠感(だるさ・体が重い・疲れやすいなど)、呼吸困難(息苦しさなど)がある場合
・嗅覚や味覚の異常がある場合
・新型コロナウイルス感染症陽性とされた方との濃厚接触がある場合
・同居家族や身近な知人に感染が疑われる方(上記の症状を有する方)がいる場合
・政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国、地域等への渡航又は当該在住者との濃厚接触がある場合
e.基本的にはダブルスの練習を避けることを推奨する。ダブルスの練習を再開する場合、地域の感染状況を鑑みながら検討する。

(2)卓球場の練習環境整備
1)消毒液の設置
練習場入り口には、70%アルコール(エタノール)などの手指消毒薬を配備する。

2)マスク等の準備
練習参加者は感染予防対策の為、マスクを必ず持参すること。
練習中のマスクは必ずしも必要としない。しかし十分な換気ができていない場合、熱中症に気を付けながら可能な限り着用する。特に、練習以外の時間や会話する時には、マスクを着用する。練習中は極力会話や不要な声出しをしない。練習中に会話を行うときは、タオルで口を覆うようにする。また指導者は練習中も極力マスクを着用する。

3)手洗い場所・洗面所(トイレ)a.手洗い場には石鹸(足踏み式手指消毒器が望ましい)を用意すること。
b.「手洗いは30秒以上」等の掲示をすること。
c.手洗い後に手を拭くためのペーパータオル(使い捨て)を用意する。参加者にマイタオルの持参を求めてもよい。

4)更衣室
更衣室は原則として使用しないこと。練習が出来る服装での来場を推奨する。

5)飲食
水分補給や食事中は会話をしないこと。会話をする場合はタオル・マスク等で口を覆うこと。食事中もお互い2m以上の間隔をとり、出来るだけ同じ方向に向いて座り、向かい合っての食事は避けること。

6)卓球場内での留意事項
a.広さに応じて、一度に練習する参加者の数を制限すること(2m以上の間隔が維持されること)。
b.練習参加者の交代時などに加え、30分ごとに窓を開ける、2方向の窓を常時できるだけ開けて連続的に室内に空気を通す等、十分な換気に配慮すること。
c.ミーティング等において、三つの密を避けること、会話時にマスクを着用するなどの感染対策に十分に配慮すること。
d.卓球台は十分な間隔を開けて設置する(4m以上を推奨)。
e.練習場内で複数の参加者が触れると考えられる場所(ドアノブ、ロッカーの取手、テーブル、椅子等)については、こまめに消毒すること。次亜塩素酸水、70%アルコール、次亜塩素酸ナトリウム(0.05%希釈)、界面活性剤等で消毒する。
f.卓球台、ボールに適用可能となる完璧な消毒方法は判明していない。卓球台およびボールを消毒する場合には製造元のメーカーのホームページを参照するかメーカーに問い合わせる。

7)練習内容について
a.基本的にはダブルスの練習を避けることを推奨する。ダブルスの練習を再開する場合、地域の感染状況を鑑みながら検討する。
b.複数の者が同じボールを使用することを避ける様に努めること(複数コートのボールの混在を避ける)。
c.タオルの共用はしない。
d.飲料は自分専用のものを飲み、回し飲みはしない。
e.卓球台の上で手を拭かない。
f.シューズの裏を手で拭かない。
g.練習の合間に手洗いによる除菌を行い、感染予防に努める。
h.ボールに触れた手で顔(特に眼、鼻、口)を触らないように努める。