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新型コロナウイルス感染拡大から社会体育施設の再開時の感染防止策について
予約・利用時の対応

社会体育施設の再開時の感染防止策について、改正基本的対処方針、専門家会議提言等に基づき、利用者が施設を安全・安心に利用できるよう、都道府県知事の方針に反しないことを前提として、施設管理者が、その運営にあたり留意すべき事項を取りまとめたものです。

施設管理者は、以下の内容を踏まえつつ、各施設の特性を勘案して、感染防止のため施設管理者自らが実施すべき事項を予め整理することが求められます。また、各事項にについては、チェックリスト化し、施設内の適切な場所に掲示するとともに、各事項がきちんと遵守されているか施設内を定期的に巡回・確認することにより、施設管理者だけでなく、利用者を含む関係者全員が感染防止のために取り組むことが必要です。

(1)施設の予約受付時の対応
施設管理者は、施設の予約受付に際し、感染拡大の防止のために利用者が遵守すべき事項を明確にして、協力を求めることが必要です。また、これを遵守できない利用者には、他の利用者の安全を確保する等の観点から、施設の予約を取り消したり、途中退場を求めたりすることがあり得ることを周知することが必要です。さらに、施設を利用した全国的かつ大規模なイベントの開催が見込まれる場合は、事前にイベント主催者に感染リスクへの対応状況を確認し、感染リスクへの対応が整わない場合は、利用許可しないなど、慎重な対応をとることが必要です。
なお、施設管理者が利用者に求める感染拡大防止のための措置としては、以下のものが挙げられます。
1.以下の事項に該当する場合は、自主的に利用を見合わせること(利用当日書面確認)
ア 体調がよくない場合
イ 同居家族や身近な知人に感染が疑われる方がいる場合
ウ 過去14日以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされる国、地域への渡航または当該在住者との濃厚接触がある場合
2.マスクを持参すること
3.こまめな手洗い、アルコール等による手指消毒を実施すること
4.他の利用者、施設管理スタッフ等との距離を確保すること
5.利用中に大きな声で会話、応援等をしないこと
6.感染防止のために施設管理者が決めたその他の措置の遵守、施設管理者の指示に従うこと
7.利用終了後2週間以内に新型コロナウィルス感染症を発症した場合は、施設管理者に対して速やかに濃厚接触者の有無等について報告すること

(2)当日の予約受付時の留意事項
施設管理者は、利用当日の受付時に利用者が密になることへの防止や、安全に受付を実施するため、以下に配慮して受付事務を行うことが必要です。
1.受付窓口には、手指消毒剤を設置すること
2.発熱や軽度であっても咳・咽頭痛などの症状がある人は入場しないように呼びかけること
3.人と人が対面する場所は、アクリル板、透明ビニールカーテンなどで遮蔽すること
4.利用者が距離をおいて並べるように目印の設置等を行うこと
5.受付を行うスタッフには、マスクを着用させること
6.インターネットやスマートフォンを使った電子的な受付の一層の普及を図り、受付場所での書面の記入や現金授受等をさけるようにすること
7.利用者が密な状態になる恐れがある場合は、入場制限を行うこと

(3)利用者への要求事項
1.体調の確認
施設管理者は、利用当日に、利用者から以下の事項を記載した書面の提出を求めることが必要です。
・氏名、年齢、住所、連絡先 ※個人情報の取扱に十分注意
・利用当日の体温
・利用前2週間における発熱や咳、喉の痛み、倦怠感、嗅覚味覚の以上、感染者との接触などの有無

2.マスク等の準備
施設管理者は利用者がマスクを準備しているか確認することが必要です。

3.施設利用前後の留意事項
利用者である個人や団体は、施設利用前後のミーティング等においても、三つの密を避けること、会話時にマスクを着用するなどの感染対策に十分に配慮することが求められます。