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ハンドボール競技活動のためのガイドライン
(日本ハンドボール協会)3

3. チーム、運営スタッフのための情報

(1)チームの活動再開前の準備

a.施設の管理と清掃
ここでは、チームでのトレーニング、リハビリテーション、ミーティングのエリア(チームの 利用する施設)などを制限措置の下で準備することに関しての助言を紹介します。
感染した人は、直接触れたり飛沫を拡散したりすることにより、表面を汚染する場合があります。 感染リスクは、以下の措置を講じることにより最小化できます。

1.選手、指導者、サポートスタッフが活動再開をする前に、チームスタッフは施設管理者と協議の上、以下の準備を確認してください。
・講じられている措置が、国や自治体の方針に準拠すること。
・施設は、国や自治体による最新ガイダンスに従って、徹底的に衛生管理されていること。
・以下を含め、衛生上の規格に準拠するように、施設がアップグレードされていること。
・複数の出入り口エリアを用意し、手洗い・消毒ステーションを配備。
・手指消毒剤を施設全体に配置。
・適切な公衆衛生に関する情報の掲示。
・感染経路の追跡のため、施設に出入りする人に関するデータを記録する準備があること。
・施設で具合が悪くなった人を管理する専用の隔離エリアがあること。

2.チーム責任者と施設管理者との間で継続的な保守計画について合意し、必要なくなったことが相互に合意されるまで維持される必要があります。計画には以下の項目を含める必要 があります。
・毎日使用後に施設を徹底的に清掃すること。清掃の際には、マスク、手袋、ゴーグル(目 の保護)等を装着の上行うこと。
・実際に使用頻度の高い器具と接触率の高い表面に対してより頻繁に清掃・消毒をすること。
・更衣室やシャワーの使用は、一時停止すること。
・ドアはドアストッパーで開いたままにしておき、ノブを使用しなくて済むようにすること。
・施設を利用中に具合が悪くなった人のための隔離場所と計画を用意すること。
・前もって定められている部屋に隔離
・地域の保健当局に通知し、その人を適切に管理
・感染経路を追跡するために必要な濃厚接触者の詳細情報を保健当局等に提供
・隔離場所の使用後の徹底的な清掃・消毒の実施