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日本卓球協会における新型コロナウイルス感染症対策(日本卓球協会)2

2.卓球競技大会開催時の感染防止策について(主催者)
卓球競技大会開催時の感染防止策については、都道府県知事の方針に反しないことが大前提で
す。その上で大会主催者は、その運営に当たり以下の事項にご留意下さい。

(1)卓球競技大会の企画、参加者募集時の留意事項
a.競技大会は、都道府県知事の感染防止方針に準拠して開催する。
b.参加者数は、都道府県知事の方針のもと上限人数を定める。
c.当面の間、競技種目はシングルスのみとすることを推奨する。
d.当面の間、競技大会は無観客とすることを推奨する。
e.大会前2週間以内で以下の事項に該当する者には参加の見合わせを求めることを事前に周知する。
・平熱を超える発熱(おおむね37度5分以上)がある
・風邪の症状(咳、のどの痛みなど)がある
・倦怠感(だるさ・体が重い・疲れやすいなど)、呼吸困難(息苦しさなど)がある
・嗅覚や味覚の異常がある
・新型コロナウイルス感染症陽性とされた方との濃厚接触がある
・同居家族や身近な知人に感染が疑われる者(上記の症状を有する者)がいる
・政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国、地域等への渡航又は当該在住者との濃厚接触がある
f.参加希望者に以下の項目の遵守を文書等にて周知する。
・マスクを持参すること(参加受付時や試合待機時等のスポーツを行っていない際や会話をする際にはマスクを着用すること)
・こまめな手洗い、アルコール等による手指消毒を実施すること
・他の参加者、主催者スタッフ等との距離(できるだけ2m以上)を確保すること(障がい者の誘導や介助を行う場合を除く)
・大会中に大きな声で会話、応援等をしないこと
・感染防止のために主催者が決めたその他の措置の遵守、主催者の指示に従うこと
・大会参加前に、新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」のダウンロードを推奨すること
・大会終了後2週間以内に新型コロナウイルス感染症を発症した場合は、主催者に速やかに報告すること

(2)当日の参加受付時の留意事項

a.受付には、手指消毒剤を設置すること
b.発熱・咳・呼吸困難・倦怠感などの症状がある人は入場しないように呼び掛けること(状況によっては、サーモグラフィーや非接触体温計などで発熱者を特定し入場を制限することも検討する)
c.人と人が対面する場所は、三つの密を避けるよう配慮すること
d.参加者が距離をおいて並べるように目印の設置等を行うこと
e.受付を行うスタッフには、マスクを着用させること
f.インターネットやスマートフォンを使った電子的な受付の一層の普及を図り、受付場所での書面の記入や現金の授受等をできる限り避けるようにすること
g.参加者から以下の事項を記載した書面の提出を求めること
・氏名、年齢、住所、連絡先(電話番号)※個人情報の取扱いに十分注意する(大会エントリー時に連絡先が登録されていれば、当日の提出は氏名と体温、症状の有無のみで可)
・大会当日の体温
・大会前2週間における以下の事項の有無
(a)平熱を超える発熱(おおむね37度5分以上)がある
(b)風邪の症状(咳、のどの痛みなど)がある
(c)倦怠(けんたい)感(だるさ・体が重い・疲れやすいなど)、呼吸困難(息苦しさなど)がある
(d)嗅覚や味覚の異常がある
(e)新型コロナウイルス感染症陽性とされた方との濃厚接触がある
(f)同居家族や身近な知人に感染が疑われる方(上記の症状を有する方)がいる
(g)政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国、地域等への渡
(h)航又は当該在住者との濃厚接触がある

(3)卓球競技大会参加者への対応

1)体調の確認
主催者は、(2)g. に掲載されている事項を記載した書面の提出を求めること

2)マスク等の準備
主催者は、参加者がマスクを準備しているか確認すること
なお、競技中のマスクの着用は不要であるが、参加受付、着替え、表彰式等の競技外の時間、特に会話する時には、マスクの着用を求める。

3)大会参加前後の留意事項
イベントの前後のミーティングや懇親会、写真撮影等においても、三つの密を避けること。会話時にマスクを着用するなどの感染対策に十分に配慮すること。

(4)卓球競技大会主催者が準備すべき事項

1)会場入り口、受付
a.手指消毒剤の設置
b.受付等にて人と人が対面する場合は、三つの密を避けるよう配慮すること

2)手洗い場所・洗面所(トイレ)
a.手洗い場には石鹸(足踏み式手指消毒器が望ましい)を用意すること
b.「手洗いは30秒以上」等の掲示をすること
c.手洗い後に手を拭くためのペーパータオル(使い捨て)を用意する。参加者にマイタオ
ルの持参を求めてもよい

3)更衣室
a.一度に入室する参加者の数を制限すること
b.室内又はスペース内で複数の参加者が触れると考えられる場所(ドアノブ、ロッカーの取手、テーブル、椅子等)については、こまめに消毒すること
c.換気扇を常に回す、換気用の小窓を開ける等、換気に配慮すること

(5)卓球競技会場、試合進行上の特別処置

1)換気
a.換気設備を適切に運転し、十分な換気を行うこと
b.競技場内の部屋(役員室、更衣室)の利用にあたっては、30分ごとに十分な換気を行
うこと

2)卓球台の設置、卓球台・ボールの消毒
a.卓球台は十分な間隔を開けて設置する(4m以上)。
b.卓球台、ボールに適用可能となる完璧な消毒方法は判明していない。卓球台およびボールを消毒する場合には製造元のメーカーのホームページを参照するかメーカーに問い合わせる。

3)選手・コーチ用ベンチ、審判席、カウンター等の消毒
次亜塩素酸水、70%アルコール、次亜塩素酸ナトリウム(0.05%希釈)、界面活性剤等で各試合終了後に消毒する。