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パラリンピック競技紹介【車いすフェンシング】

東京2020パラリンピックの開催により注目を集めるパラスポーツ。
世界的に盛り上がりを見せており、日本国内でも各地にパラスポーツを行うことができる体育館や施設が増えています。
どんな競技があるか?どんなルールなのか?意外と知らない方が多いのではないでしょうか。
体育館など屋内施設で行われるパラリンピックの競技についてご紹介します。

車いすフェンシング

「ピスト」と呼ばれる装置に車いすを固定し、競技者の腕の長さに応じて対戦者間の距離を調節します。
座ったまま上半身のみで競技を行います。
車いすに最高10cmまでの高さのクッションを使用することができます。
一般のフェンシングと同じ剣や防具を使用します。

ルール

予選のプール戦は4分間(実働)5トゥッシュ(突き)とします。

エリミナシオン・ディレクト(トーナメント)戦及び決勝戦は9分間(実働)。
3分ごとに1分間の休憩を与える15トゥッシュとします。
タイムアップ時に同点である場合、優先権を決定するための抽選の後、1分間の延長戦を行います。
延長戦で有効な突きがあり勝者が決定した場合のスコアは、5本勝負はV-4、15本勝負はV-14となります。

実施種目

 エペ(上半身を突く)

・個人 カテゴリー A(男子/女子)
・個人 カテゴリー B(男子/女子)
・団体(男子/女子)

 フルーレ(胴体のみを突く)

・個人 カテゴリー A(男子/女子)
・個人 カテゴリー B(男子/女子)
・団体(男子/女子)

 サーブル(上半身を突き、斬る)

・個人 カテゴリー A(男子/女子)
・個人 カテゴリー B(男子/女子)