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石綿(アスベスト)について【1】

石綿(アスベスト)とは

耐火、耐熱、防音等の性能に優れた天然の鉱物であり、安価で加工しやすいことから、多くが建築材料に使用されてきました。
吸引することにより肺がんや中皮腫等の健康被害を引き起こすため日本では現在製造・使用等が禁止されていますが、過去に使用されたものの多くは建築物等に残存しています。

石綿とは何か

繊維状を呈している蛇紋岩のクリソタイル、角閃石系のアクチノライト、アモサイト、アンソフィライト、クロシドライト及びトレモライトをいいます。
「石綿を含有する」とは、石綿をその重量の0.1%を超えて含有する場合をいいます。

石綿の種類

天然の鉱物繊維で6種類に分類されます。
・クロシドライト(青石綿)
・アモサイト (茶石綿)
・クリソタイル(白石綿、温石綿)
・アンソフィライト(直閃石)
・トレモライト(透角閃石)
・アクチノライト(緑閃石)
主に建材に使用されているのは、クロシドライト(青石綿)、アモサイト(茶石綿)、クリソタイル(白石綿)の3種類です。