サイトロゴ

ハンドボール競技活動のためのガイドライン
(日本ハンドボール協会)2

2.選手・チームスタッフのための情報

(1)新型コロナウイルス感染症を拡大させないための10のルール

a.自治体やチームのガイドラインを遵守
・自分や周りの人の身を守るために、国や自治体のガイドラインに従う必要があります。
・自分やチームメイトの身を守るために、チームのガイドラインに従う必要があります。

b.日々の体調チェック
・毎朝の体温測定をしてください。
・家を出る前に体調チェックリストまたは新型コロナウイルス感染症症状アンケートに回答してください。関連する症状があるかを確認します。いずれかに該当する場合は家に残り、チーム責任者に連絡後、チームドクターまたはかかりつけの医師に連絡する必要があります。練習中に少しでも体調が悪い場合は申し出るようにしてください。
・チーム責任者は、トレーニングに参加する選手及びスタッフ全員が施設に入る前に検温をするように管理してください。また、選手の様子に注意を払ってください。体温が37.5度以上(※)の場合は自宅に戻し、チームドクターまたはかかりつけの医師に連絡するようにしてください。
※一般に、37.5度以上の場合は、発熱とみなします。

c.衛生管理のルールを遵守
・手洗いを頻繁に行い、使用頻度の高いエリアや表面を定期的に消毒し、手袋を着用すると、感染のリスクを軽減できます(ウエイトトレーニング器具を使う場合にもリスクの軽減ができます)。
・体育館やジムなど屋内施設を利用する状況ではマスクの使用を検討する必要があります。ミーティングを行う場合は、マスクの使用を義務化とする必要があります。マスク着用時は特に熱中症(※)に注意をしてください。
・家では、外出から帰ってきたときに必ず、両手を消毒剤で消毒するか、30秒以上石鹸で洗い、うがいを行う必要があります。
・ドアノブ、公共のPCキーボードなど、接触頻度の高い表面に触れることを避けてください。出入口のドアノブへの接触機会を減らすため、出入り口はドアストッパーで開いたままにしておくことも有効です。
・トレーニング施設の入口や各部屋に置かれている消毒剤を使用して両手を消毒してください 。
・唾を吐かないでください。
・咳やくしゃみをするときには、咳エチケットを守り、袖かティッシュを使用してください(使用したティッシュは必ず廃棄してください)。
・ウォーターボトルを複数の人で共有したり、チームのウォーターボトルを使用したりしないでください。
・タオルや衣服の使い回しは厳禁です。
・栄養補給サプリメントを共有しないでください。

d.ソーシャルディスタンスのルールを遵守
・人との間隔は、できるだけ2m(最低1m)空けることが、厚⽣労働省による「新しい生活様式」での対策として示されています。
スポーツには動きが伴いますが、距離はなるべく広く保つようにする必要があります。コンタクトのないトレーニングにする必要があります。
・オフィス、コート(体育館)、ジム、医務室などの設備は、人と人の間にできるだけ2m(最低1m)の距離を確保できるように整える必要があります。呼吸による飛沫の拡散は、換気により排除されます。共有エリアはなるべく換気を良くする必要があります。

e.身体接触を最小限にする
・握手、手を叩く、抱き合う、一緒に集まって励まし合ったり嘆き合ったりすることは、すべて避ける必要があります。

f.更衣室やシャワーの利用の一時停止
・家で服を着替え、シャワーを浴びるようにします。トレーニング施設内で更衣室やシャワーを使用することは、一時的に停止する必要があります。

g.自動車の相乗りの禁止
・3密の回避の措置が講じられている間は、トレーニングや試合の際の自動車の相乗りは禁⽌とする必要があります。すでに同居人がいて一緒に移動している場合は例外とします。ミニバンの使用もこれと同様に不適切です。ハンドボール競技の再開時には、試合会場までの移動に関してチームが具体的な方針を示し、実行してください。

h.集会(イベント)などへの参加を避ける
・3密の状況になり得るイベントなどへの不要不急の参加は避ける必要があります (参加の際は、国や自治体のガイドラインに沿い、安全対策を十分講じたものであることが必要です)。
・チームのミーティングは十分な間隔をあけた座席配置(3密を回避)をした上で、開催する必要があります。また、換気を行う必要があります(30分につき1回以上、数分間程度、窓を全開にしてください)。
・代替措置として、デジタル/オンラインミーティングツールの利用を推奨します。

i.トレーニンググループの人数を縮小
・トレーニングを工夫し、少人数のグループに分け、時間をずらしてトレーニングを行うことを推奨します。その場合は、グループが重複することのないように、セッションを調整して行う必要があります。少人数のグループにより感染のリスクを抑えることができ、感染が発⽣した場合でも、隔離の必要の可能性がある人の数を抑えることができます。

j.できれば屋外活動にする
・通常は屋内で行っているトレーニングであっても、屋外で行える場合は屋外で行うことを推奨します。新鮮な空気の中で行うと、空気が常に入れ替わるため、感染のリスクを軽減しやすくなります。

 

(2)施設の使用とトレーニングの安全な再開

チームが利用する施設の入退場、トレーニングは、これまでの習慣とはまったく異なるものに様変わりします。ここでは、3密の回避(人との接触機会の削減を含む)、衛⽣管理の徹底、隔離の措置、地域間の移動の制限などが講じられている間、チームが利用する体育館(ジムを含む)、医務室、リハビリ室、ミーティングルーム(チームの施設)などを利用する際の感染リスク軽減のための注意事項について説明しています。

a.衛生管理
・手指消毒剤を定期的に使用してください。トレーニングや試合を行う施設では、手指消毒剤が出入口や各部屋に置かれていなければなりません。
・家では、外出から帰ってきたときに必ず、30秒以上石鹸で両手を洗い、消毒を行い、うがいも行う必要があります。
・ドアノブ、公共のコンピューターのキーボードなど、接触頻度の高い表面に触れるのを避けてください。出入りの多い出入口は、ドアストッパーを使用して開いたままにしておくことも有効です。
・更衣室、シャワー室、食堂などの共有エリアの使用を避けてください。

b.トレーニング実施における工夫
・個人または少人数のグループのトレーニング
制限措置がある場合や、軽減されても感染リスクを低くする目的で、メニューによっては個人または少人数のグループでのトレーニングが推奨されます。コンディショニング、スキルワーク、コンタクトを伴わない攻防の練習など一部は、少人数のグループでコンタクトを伴わない設定であれば、安全に実施できます。
選手とスタッフ全員は、前述の10のルールを遵守することに加え、少人数トレーニングにおいては以下の工夫をしてください。
トレーニングは、グループごとに時間をずらして計画する工夫も必要です。
可能な場合は、各グループに指導者を割り当て、その指導者はそのグループだけを監督し、その他のメンバーとは身体接触をしないようにする必要があります。これによりスタッフと選手との濃厚接触が限られ、感染経路の調査に与える影響を削減できます。
可能な限り、練習用具の共有は避ける必要があります。どうしても必要な場合(ジムなど)は、使用するグループが入れ替わる度に消毒する必要があります。 また練習終了後も練習用具にアルコール消毒を行う必要があります。
ウォーターボトルなどの個人の備品は、分かりやすく区別できるようにして、共有しないようにする必要があります。

・チーム全体でのトレーニング
トレーニング内容の棲み分けを入念に行い、チーム全体でしか目標を達成できないメニューに関しては、プレー以外の時間での3密を回避することなどに注意し、予め決められた時間内で行うなどの工夫が必要です。
日々の体調チェック、衛⽣上の措置、3密の回避、適切なケアは、選手とスタッフの安全を守り続ける上で、引き続き最も重要な手段となります。
チーム全体のトレーニングを行う場合、3密の回避(人との接触機会の削減を含む)、衛⽣管理の徹底、地域間の移動の制限などの措置を維持する努⼒を、引き続きトレーニング施設以外のあらゆる場所で行う必要があります。加えて大声での会話や咳をするなどの行為も避けるようにする必要があります。これは、ウイルスにさらされる時間を最小限に制限することになります。
ハンドボールはコンタクトスポーツで、完全なトレーニングは高いレベルでの身体接触が常に伴います。選手やスタッフが感染者になると、選手とスタッフメンバーが互いに濃厚接触者になり、活動停⽌はもとより検査や隔離が必要になります。フルコンタクトトレーニングをする際は、普段にも増して体調チェックや施設入場時の検温など細心の注意が参加者全員に必要とされます。

c.競技・試合の再開
政府・自治体の制限措置が充分に緩和された場合、まずはコンディショニングとチーム練習の両方を一定の期間しっかり行い、競技レベルのプレーに向けて選手のコンディションを十分に整えることが重要です。

1.試合までのコンディショニングやチーム練習の期間は、通常より時間をかける必要がある可能性があります。(6~8週間の十分なトレーニング期間が必要)
2.通常の状況では、シーズン前のコンディショニング期間の最後には、「トレーニングマッチ(練習試合)」が行われますが、トレーニングマッチを行うには、移動の制限措置などがさらに緩和される必要があります。初期には、おそらく同じ地域のチーム同士で対戦することになります。
3.対戦の際、試合に出場する選手以外(試合に出ない選手や試合運営スタッフ)の人数は厳格に制限する必要があります。
4.競技レベル(公式戦)のプレー再開は各チームの裁量で行われますが、JHA及び関係団体、チーム代表者、大会主催者の間で情報共有することを強く推奨します。
5.対外試合の時期は、感染流行状況や政府、各自治体、企業、学校などの判断に従い、決定してください。